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株式会社ケーアイテクノロジー


“出来ない事を可能にする”

株式会社ケーアイテクノロジー

代表取締役社長/石井 均


 株式会社ケーアイテクノロジーは、画像処理応用製品の受託開発、製造を手がけるシステム開発専門企業です。
 そもそも私が最初に画像に携わったのは学生のときでした。大学では人工衛星のデータ処理を行う研究室に席を置き、卒業後は大手OA機器メーカの画像処理研究所で画像圧縮の研究に従事していました。その際に、他の研究者のために、委託業者との仲介役もしていたんですよ。
 実は、大きな企業にはよくあることなのですが、研究所と事業部とのコミュニケーションが密に取れないことが多々あるんです。研究所で考えたことを事業部で採用してもらうには、デモ機を作ったり、事業部にプレゼンしたりする必要があるのですが、質の高い研究を行える優秀な研究者ほど、実際に物を作ってアピールするということに関しては不得手な方が多いんですね。当時、その研究所には400人ほどの研究者が居ましたが、私は人の話を聞いたり相談にのることが好きだったため、研究者としてよりも、相談にのりながら自分が作る側にまわろうと発起し、1996年にケーアイテクノロジーを設立しました。






 わが社では「フルカスタム(世の中にないものを作る)」  「自社ブランド標準品のモディファイ」  「標準品」の3つを軸としてビジネスを展開しており、機能要求だけをお持ちのお客様に対してのご提案やアルゴリズム実現化のお手伝いなど、“出来なかったことを可能にする”開発技術を得意としております。
 機能要求だけをお持ちで弊社にご相談にくるお客様は、『社内の技術部隊に説明するため』や、『市場のニーズを探るための試作品を作りたい』など、企画部門や商品企画の方たちからのご相談が殆んどです。
 またアルゴリズムの実現化をするためにご相談にこられるお客様はやはり研究者の方たちになります。私が研究所時代に感じたことは、まったく新しいひらめきができる人ほど、アルゴリズムを現実化することの苦手な人が多いということですね。これは、頭の中にある考えを、実現する人たちに通じる言葉に落とす事が苦手なだけなんです。
 受注開発を請け負う上で重要となる“お客様の要求を素早く理解し、多様な実現手段を提案することができる”これが私どもの最大の魅力であり自慢といえるかもしれません。




 「REXER」は、簡単にJPEG 2000の圧縮・伸張の評価が行えるツールであり、弊社にとっては、初めての筐体に入った製品です。これまでも、OEMの受託開発製品としては製作したことはありましたが、弊社のオリジナル製品としては今回が初めての試みとなります。
 今までの弊社製品はほとんど、パソコンのスロットに挿すタイプのボードでした。繰り返しになりますが、これは弊社のお客様に研究者の方が多いからです。研究開発の現場に置いてあるパソコンは筐体を外して、中身をむき出しの状態で使われることがほとんどだと思うからなのです。
 そもそも弊社の製品が“PCIありき”で開発をしている理由は、開発する方の環境を意識し、“開発する人にとってメリットになるもの”を前面に打ち出した結果だったんです。そのため「REXER」のようにスタンドアロンの製品はなかなか思いつかなかったんですね。しかし、今回の「REXER」はJPEG 2000という汎用的な技術を使用しているため、研究開発者だけでなく、もっと多くの方に広い用途で使用していただけるの可能性があると思いました。さすがに社内でも様々な意見が飛び交い「PCIの方が性能的にいいのではないか?」 「筐体なんて使わないと思う」という意見がありましたけどね(笑)。結局、JPEG 2000を使う人は持ち運びをしたいのではないか?ノートパソコンから使いたいのではないか?ということを意識して開発を進めました。これも新しい考え方と試みですね。

 さらに、「REXER」の発表を画像センシング展でと考え、今までとは違った展示を心がけました。従来の私どものブースは、鉄道模型の中にカメラを入れ、信号認識させるなど、画像処理を利用した仕掛けで、来場者の目を引く展示を行っていました。しかし、今回は「REXER」一色の展示とし、大画面モニタでJPEG 2000を使用した動画像の逆再生や、生画像とJPEG 2000圧縮画像とを比較したモニタを展示するように考えました。
 また、特に力を入れたのがカタログです。今までのカタログは、何のFPGAが乗っていて、コネクタや電圧はどうなのか、という非常にシンプルなカタログでしたが、REXERのカタログはこれまでと違い、JPEG2000とは何か? REXERでは何が出来るのか? という伝えたいことをふんだんに盛り込んだカタログにしたのです。お客様にもREXERという製品をよく知ってもらうことを第一に考えました。
 その結果、画像センシング展で「REXER」を発表した際、営業職の方たちからたくさんのご意見をいただくことができました。私どもが考える以上に営業の方がこの製品に興味を持っていただけたんです。持ち運びの利便性、ノートPCでの使用、筐体、全てを受け入れて貰えたのが嬉しかったですね。
 PCI は実現手段としては簡潔でやり易いということがありますが、そうではないところにもお客様のニーズがあるのだとあらためて気付かされましたし、今後の製品開発をしていくうえで「REXER」は重要なポイントになると思いました。




 11年間培ってきた、「フルカスタム(世の中にないものを作る)」 「自社ブランド標準品のモディファイ」 「標準品」の3つの軸をブレることなく維持していきたいと思っており、今後はマーケティングにも力を入れていきたいと考えています。
 そもそも、私どものメインの製品である開発支援ボードはお客様によって使い方が様々なため、実際にお客様が何に使っているのか分からないことが殆どなんです。どの業界で、どのようなことに使われているかが分からないと、新しいボードや後継機を開発するうえで、どこにターゲットを絞っていいのか分からなくなってしまいます。ですから今後は、お客様のご意見や要求を敏感にキャッチして、よりお客様のニーズを盛り込んだ製品を開発していくことが課題ですね。
 また、今後の発展的な戦略としては、これまで苦労して培ってきた技術、ノウハウを画像処理業界の壁を越えて、他の産業分野でも応用できるような取り組みもしたいと思っています。



  • 株式会社ケーアイテクノロジー

  • 所在地:〒224-0032
            神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎中央19-1
            タウンスクエア3F

  • TEL:045-949-5331

  • FAX:045-949-5332

  • URL:http://www.kitech.co.jp/

  • 創立:1996年8月